_DSC04301北九州市で生活保護から排除された人たちが3年連続して亡くなって10年になります。「おにぎり食べたい」のメモを残して亡くなられた方もおられました。

9月30日、ムーブで、10年間の生活保護行政を振り返る集会が開かれ、180人の方が参加されました。

集会では、私も、「北九州餓死事件からの10年」と題して、北九州の生活保護行政がどのように変わり、どのような問題が残っているかを報告しました。

その後、雨宮処凛(作家)さんと尾藤廣喜(弁護士)さんの対談で、日本の貧困や生活保護の現状などが話されました。

北九州の生活保護は、かなり改善されたとはいえ、まだ色々な点で十分ではありません。

今後も、社会保障の充実のために頑張る必要があります。

弁護士 高木健康