12月11日(月)に「ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ」という映画を見てきました。アメリカ海兵隊の新兵訓練所での12週間を撮影した映画で,特定の新兵のインタビュー(入所して間もない時期と,終了直前)以外は,入所から卒業までの訓練所の様子が延々と続きます。
目の前で教官から怒鳴られ新兵は大声で即答します。しかし,教官は同じことを繰り返し怒鳴りつけます。カメラの前だからか,教官の言葉は侮辱的ではないのですが,繰り返し物凄い表情で怒鳴りつけられることによる圧力は,見ているだけで息苦しくなるほどでした。
起床から就寝までの生活が全て訓練で,教官の一言一言に大声で即答しなければならず,就寝時すら教官の指示で全員で一斉にベッドに横になります。上官の指示に従うことを徹底的に教え込まれる様子が延々と続く108分でした。
自由の国アメリカを守る海兵隊。海兵隊員の自由は?兵士になるということは?考えさせられる映画でした。